第40回 学習会 差別禁止と制裁の国際基準について
「包括的反差別法をつくろう!」をテーマに、この間は取り組んでいます。今回は「差別 禁止と制裁の国際基準について」寺中誠さんを講師にお招きし、学習会を行います。寺中さんは「国内 人権機関と選択的議定書のための人権共同行動」の活動もなさっています。
人権侵害救済のための「国内人権機関」は、世界120ケ国にあり、日本も国連から何度も 設置を求める勧告が出ています。人員構成、予算、活動のすべてが、政府から独立した機関で、その活動は、広報・啓発、人権教育、人権侵害の受理・調査・救済、司法施設への査察、政府や国会への提言や勧告などと広範です。我が国の人権を国際基準にしていくために必要な、「国内人権機関」設置の動きについても、お話をして頂きます。
日時 2025年 6月10日 (火)
18時~19時30分 通行証配布17時半~
会場 衆議院第二議員会館 第8会議室
資料代 500円
*事前申し込みは不要です。当日は直接会場にお越しください。
講師 寺中誠さん
東京経済大学、都留文科大学、立教大学社会デザイン研究科の教員。主な研究分野は、刑事政策論、国際人権法。国際的な人権基準を 実現させるため、国内人権機関やグローバリゼーションが人権に及ぼす問題等について、理論的研究と実践的人権活動の両面に取り組む。 前職はアムネスティ・インターナショナル日本事務局長。共著書、論文に『Q&A ヘイトスピーチ解消法』(現代人文社)、「国際的孤立に進む日本の人権政策」(「世界」2013年10月号)、他多数。
主催: 国連・人権勧告の実現を!実行委員会
連絡先:長谷川和男 ℡090・9804・4196
[ Eメール ] jinkenkankokujitsugen@gmail.com