第31回学習会
入管法「改正」問題について考える
入管法「改正」問題について考える
~今、日本で暮らす外国人の現状を踏まえて~
介護、建設、農業など人手不足で困っている業種に限定して外国人労働者を増やすことを意図した法改定でしたが、様々な問題を孕んだまま施行されることになってしまいました。
現在、技能実習生という名目で労働に従事している外国人について、長時間労働や残業代の未払いなどの法令違反が確認されています。過酷な労働に耐えきれず、年間7,000人の技能実習生が失踪し、3年間で69人が死亡していることが国会の法案の審議の中でも指摘されました。
こうした技能実習制度を改善することもなく、外国人労働者の受け入れの枠を広げることは同様の人権侵害がさらに増えることが予想されます。
今私たちが考えるべきは「外国人労働者を受け入れるべきかどうか」ではなく、すでに日本に大勢いる外国人も含めた日本社会を、どう住みやすく、よくしていくかではないでしょうか。多文化共生のできない、外国人にとって住みにくい社会は、日本人にとっても絶対に住みよい社会ではありません。
移住労働者と連帯する全国ネットワークの鳥居一平さんに入管法「改正」問題について、お話を伺います。
日時 2019年10月4日(金)18:30~20:30(受付は18:15~)
講師 鳥井一平さん
「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」代表理事。全統一労働組合副委員長。アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された。
会場 連合会館501会議室
千代田区神田駿河台3-2-11
千代田線・お茶の水駅 B3出口(徒歩0分)
丸ノ内線・淡路町駅 B3出口(出口まで徒歩5分)
都営新宿線・小川町駅 B3出口(出口まで徒歩3分)
JR総武線/中央線・お茶の水駅聖橋口(徒歩5分)
https://rengokaikan.jp/access/
参加費 500円
主催 「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会