「国連人権勧告の実現を!」第7回集会
「仕事の世界における暴力とハラスメント撤廃条約」を批准させよう!
「# Me Too 」運動は、セクシュアル・ハラスメントや性暴力を見て見ぬふりするのは止めようと世界的に盛り上がり、今年ILOは「仕事の世界における暴力とハラスメント撤廃条約」を採択しました。
日本でも高級官僚や有名ジャーナリストをはじめ、仕事関連の場でのセクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメントは繰り返されています。この条約の批准を目指し、働き安い労働の場をつくっていこう、というのが今年のメインテーマです。
2019年8月27日、最高裁判所は、「朝鮮学校 高校無償化排除」をめぐる裁判で、棄却の不当決定を行いました。関西生コンクリート労働組合へのレイシストによる攻撃と、公権力による弾圧も生じています。
一方で新たな光もあります。多くのパブリックコメントを受け、川崎市で罰則つきのヘイト条例が制定されます。ILOが「日の丸掲揚・君が代斉唱」に従わない教員に対する処分の改善を、日本政府に勧告しました。
安倍政権の「国連人権勧告に従う義務なし」という2013年の閣議決定に対抗し、発足した「国連人権勧告の実現を!」実行委員会は、毎年12月10日の「世界人権デー」に合わせ、集会を行っており、今年は7回目です。みなさま、是非ご参集下さい。
日時 2019年12月7日(土)13:30集会スタート、15:30パレード出発
会場 青山学院大学 17号館 309号室
https://www.aoyamagakuin.jp/access/campusmap.html
講演 「仕事の世界における暴力とハラスメント撤廃条約」批准を
角田由紀子 弁護士
特別報告
・関西生コンクリート労組への弾圧
小谷野毅さん(全日本建設運輸連帯労働組合書記長)
・朝鮮学校の子どもたちの学びの場を奪わないで-子どもの権利委員会の報告-
宋恵淑さん(在日本朝鮮人人権協会)
・川崎市のヘイト罰則条例(タイトル確認)
山田貴夫さん(「ヘイトスピーチを許さない」かわさき市民ネットワーク事務局長)
・「日の丸・君が代問題」ILOユネスコ勧告の実現に向けて
寺中誠さん(東京経済大学客員教授)